ドッグフードの上手な選び方

2021/12/27 更新日:2023/01/23

ドッグフード 選び方

犬にプレミアム品質の食事を与えることは、飼い主としてできる最善のことのひとつです。犬に合った食事を与えることで、健康で幸せな生活を末永く続けることができます。

適切な食事は、犬のエネルギーを高め、毛並みをツヤツヤに保つのに役立ちます。子犬でも、成犬でも、シニア犬でも、適切な食事を与えることで健康に大きな違いが生まれます!

問題は、どの食事が、犬に合っているのかということを、どのように判断するかという点です。食感、風味、栄養価など、さまざまな選択肢があるため迷ってしまいます。

結局のところ、飼い主としては犬のニーズをすべて満たす最高の食事を選びたいものです。そこで、今回の記事では、最適なドッグフードを選ぶ際のポイントをご紹介します。

良質なドッグフードを選ぶ

良質なドッグフード

犬の健康を考えるとき、食事が大きな役割を担っていることを忘れてはいけません。子犬のうちから栄養バランスのとれた良質なドッグフードを与えることで、必要とするすべての栄養素を摂取することができます。

あなたの犬の運動量は?

犬 運動量

毎日ランニングをする犬と、たまに散歩をする犬では、必要な栄養が異なります。犬の運動量に応じて、独自の食事要件やニーズがある場合があります。

元気いっぱいの子犬を飼っている場合は、健康な成長と発達のためにさまざまな栄養素を摂取できるようなものが理想的でしょう。

運動量の多い子に、タンパク質価が高いおすすめのレシピ

go!ソリューションズ

また、年をとり、活動量が低下したシニア犬の場合は、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸を多く含む原材料や、消化をサポートする食物繊維が含まれたフードがおすすめです。

食物アレルギー(食物過敏症)

食物アレルギー(食物過敏症)

犬の健康状態を常に意識することが大切です。

特定の食物に対する過敏症やアレルギーの兆候はないでしょうか。

  • ツヤのないくすんだ被毛
  • よく下痢になる
  • 慢性または再発性耳感染症(耳のかゆみ、耳の赤み、耳の腫れ)
  • 過度の引っかき

こうした症状がある場合は要注意です。これらのうち一つでも気になるものがあれば、フードの切り替えを検討するタイミングかもしれません。

ドッグフードの品質をチェックする

ドッグフードの品質

フードは、品質と安全性が最も重要です。

自社のフードとすべての調達先に対して、特別に高い品質と安全基準を設定しているブランドを選びましょう。政府関係者や第三者機関による厳しい基準をクリアしている施設は、非常に高い衛生基準、清潔さ、適正製造規範(GMP)を満たしていることを意味します。

ドッグフードを購入する際には、そのフードと水を与えるだけで、健康を維持できる栄養素が全てバランスよく含まれていることを示す「総合栄養食」であることを確認する必要があります。

ウェットフード、ドライフードのどちらを選ぶ?

ウェットフード、ドライフード

ウェットフードにもドライフードにも、それぞれの良さがあります。ドライフードを好む犬もいれば、ウェットフードを好む犬もいます。すべては、あなたの犬の好みや健康状態、必要とする栄養素や栄養バランスによります。

ウェットフードには、次のようなメリットがあります。

  • 消化しやすい(特にシニア犬)
  • 優れた風味
  • ドライフード(カリカリ)よりも高い水分含有量
  • 味と食感の種類が多い

ドライフードには、以下のようなメリットがあります。

  • 保存しやすく、与えるときの手間が少ない
  • 栄養バランスが整っている
  • ウェットフードに比べて手頃な価格
  • 味と粒の形状(キブル)の種類が多い

ウェットフードとドライフードのどちらにも利点があるため、両方を混ぜて使うことで、子犬の幸せのために完璧なレシピ作りをする飼い主もいます。さらにドライフードとウェットフードの両方を与えるミックスフィーディングは、食生活に変化を与えることができるため、偏食家の犬にもおすすめです。

ドッグフードの原材料にこだわる

ウェットフード、ドライフード

信頼できる調達先から原材料を調達しているドッグフードを選びましょう。

犬の健康をサポートするために必要な栄養素を摂取するには、ホールフードの原材料が最適です。ホールフードは、種、根、皮、葉、など食材を丸ごと使用し、低温で粉砕・フリーズドライ・抽出などの加工が施されるため、栄素が壊れることなく最大限に保持されています。また、詳しい栄養素の情報がすぐにわかるフードを選ぶことも大切です。

良い原材料には、以下のようなものが挙げられます。

  • 新鮮な生肉・鮮魚
  • 天然の抗酸化成分
  • オメガ3、オメガ6脂肪酸
  • 野菜・果物
  • ビタミン類(ビタミンD、A、Eなど)

犬種に合ったフードを選ぶ

祖先からの遺伝的な側面や体の作りなど犬種ごとによって特有の悩みは異なります。

犬種ごとの特性を予め理解し、それぞれに合った食事を与えることは犬の健康と幸せを叶えるためにも大切なことです。

以下では、犬種ごとにどのような悩みを抱えやすいのか、それに対してどのような食事を選べばよいかと解説します。

トイプードル

トイプードル

トイプードルは、皮膚のカサカサやお腹の調子が安定しないことがあります。

そのため皮膚の状態をサポートする成分を含み、体内の消化に優しいレシピを選択すると良いでしょう。

トイプードルならではのよくある悩み

  • 毛並みや皮膚のトラブル
  • お腹の調子がよくない
  • 食べムラがある

参考として当社が販売しているプレミアムドッグフードの「ナウフレッシュ」は、フレッシュオイルにこだわり、皮膚や被毛のケアに役立ち中性脂肪になりにくいココナッツオイルを配合しています。

またプレ・プロバイオティクス配合し、フルーツ・野菜もたっぷり使い、天然の食物繊維で腸内環境を整えるレシピとなっています。

もっと詳しく知りたい方は、詳細ページを用意していますので合わせてチェックしてみてください。

柴犬

柴犬

柴犬は身体が丈夫で長生きしやすいと言われる犬種です。それでも皮膚疾患で悩まれている方が多い犬種でもあります。

そのため皮膚や関節に配慮した成分が強化されているフードを選ぶことが大切です。

柴犬ならではのよくある悩み

  • 毛並みや皮膚のトラブル
  • お腹の調子がよくない
  • 食べムラがある

参考として当社が販売している「ナウフレッシュ」は、皮膚の炎症抑制をサポートする良質なオメガ3脂肪酸を厳選してたっぷり使用していますので、皮膚の健康管理に使いやすいレシピです。

フレッシュオイルにこだわり、皮膚や被毛のケアに役立ち中性脂肪になりにくいココナッツオイルを配合しています。

もっと詳しく知りたい方は、詳細ページを用意していますので合わせてチェックしてみてください。

ダックスフンド

ダックスフンド

ダックスフンドはあの愛らしい体型が魅力的ですが、そのぶん、ヘルニアになりやすいとされています。

また食べることが大好きで、早食いな子も多い犬種です。

それゆえ、食べムラに悩むことは多くはない一方、気が付いたら肥満になってしまっていたことあるので、低脂質で絶妙な栄養バランスに優れていて、関節や皮膚に配慮した成分が強化されているフードを選ぶことが大切です。

ダックスフンドならではのよくある悩み

  • 脂質が気になる
  • 関節の疾患がある
  • お腹の調子がよくない

参考として当社が販売している「ナウフレッシュ シニア&ウェイトマネジメント」は、動物性原材料として良質な100%フレッシュミート(生肉・鮮魚)を使用しながら、シニアだけでなく体重管理向けに低脂質なレシピとなっています。

フルーツやお野菜を多く使って食物繊維を強化した栄養バランスだから「腹持ち」がよく食べることが大好きな子におすすめのドッグフードです。

もっと詳しく知りたい方は、詳細ページを用意していますので合わせてチェックしてみてください。

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは小型犬の中でも筋肉質でがっしりとした体つきをしているので、他の犬種に比べてタンパク質を摂取することがとても重要です。

また遺伝的に脂質代謝異常が見られる犬種で、高脂血症、続発する膵炎などの疾患に繋がってしまう可能性もあるので、脂質含有量が低めのフードを選んだほうが良いでしょう。

ミニチュアシュナウザーならではのよくある悩み

  • 脂質が気になる
  • オシッコトラブル
  • よだれやけ(髭焼け)

参考として当社が販売している「ナウフレッシュ シニア&ウェイトマネジメント」は、動物性原材料として良質な100%フレッシュミート(生肉・鮮魚)を使用しながら体重管理にも向いている低脂質なレシピです。

さらに抗酸化成分が豊富でオシッコトラブルを予防するクランベリーなどベリー類を3種配合したミニチュアシュナウザーに寄り添ったドッグフードです。

もっと詳しく知りたい方は、詳細ページを用意していますので合わせてチェックしてみてください。

ビションフリーゼ

ビションフリーゼ

ビションフリーゼは遺伝性の疾患が少なく、丈夫な犬種だとされています。

それでも食べ物の成分やアレルギー体質などで涙やけやよだれ焼けを引き起こすことがあるので、タンパク源の割合や内容に注目して栄養バランスの優れたフードを選んだほうが良いでしょう。

ビションフリーゼならではのよくある悩み

  • 涙やけがひどい
  • アレルギーケアが必要
  • 毛並みや皮膚のトラブル

参考として当社が販売している「ナウフレッシュ」は、ビションフリーゼの栄養源として重要なタンパク質と脂質は、高すぎず低すぎずの絶秒バランスで、高タンパク質(30%以上)のレシピだと涙やけになりやすい子にもおすすめのレシピ担っています。

さらに厳選されたフレッシュオイルをこだわって使用しており、脂肪酸のバランスも非常によいため、ビションフリーゼのハリがあるダブルコートをケアすることができます。

もっと詳しく知りたい方は、詳細ページを用意していますので合わせてチェックしてみてください。

ドッグフードの上手な選び方のまとめ

犬の活動量や健康状態を見ながら、最適なフードへと切り替えて、与え続けることが大切です。年齢を重ねるにつれて、犬に必要な栄養素は変化していきます。すべては試行錯誤の結果なのです。

どのフードが正しい選択なのかまだわからない場合は、いつでもお気軽にご質問ください。犬の健康と幸せのために最善の決断を下す手助けをいたします。

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この記事を書いた人

Michele Dixon

ペットキュリアン社のアニマルヘルス&栄養部門のスペシャリストであるMicheleミシェルは、コロラド州立大学とコンパニオンアニマル科学研究所でペットの栄養学を研究しました。彼女は、幼い頃、最初に飼ったボルゾイの「ヤシャ」と一緒アメリカケネルクラブ(AKC)やカナダケネルクラブ(CKC)が主催する犬のトレーニング性能を競うコンテスト「High in Trial」で、最高得点を獲得しました。サイトハウンドに属するボルゾイは独立心が強く挑戦的な性質を持っているのでこの賞を受賞するのはとても珍しいことです。その後25年以上にわたって動物と栄養学に携わってきました。

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