自宅でできる猫のグルーミングの仕方

2022/06/27

猫 グルーミング

猫はブラッシングをする程度の手間のかからないペットだと思われがちですが、実は猫にとって定期的にグルーミングしてあげることは、健康的に生きていくためにとても大切なことです。

猫はとてもきれい好きな動物で、頻繁に自分で毛づくろいをします。

そのため、飼い主がグルーミングする必要はあるの?と思われるかもしれませんが、年齢や性格によってはあまり自分でグルーミングしない猫もいますし、猫自身の手では届かない箇所もあります。猫に任せることなく、飼い主も定期的にグルーミングをしてあげることで、健康で幸せな生活を長く続けることができます。

この記事では、自宅で安全に猫のグルーミングやお手入れを効果的に行う方法を紹介します。なお、この記事でご紹介するのは、主に短毛の雌の猫を対象としたグルーミングの方法です。長毛の猫、特に雄の猫の場合、ここでご紹介する方法とは異なる方法が必要になってきますので、ご注意ください。

猫のグルーミングに必要なもの

猫のグルーミングは、飼い主にとっても猫にとっても楽しいものであるべきです。猫の種類に合った道具を使うことで、飼い主もペットも楽しい時間を過ごすことができます。

グルーミングに必要なもの

  • 猫用のコームやブラシ
  • 猫用爪切り
  • タオル
  • 猫用シャンプー
  • 耳掃除用のコットンやガーゼ
  • 猫用歯ブラシ
  • 猫用歯磨き粉
  • 肉球バーム(保護クリーム)

ブラッシング

猫 ブラッシング

猫の被毛を美しく保つためには、週に数回の定期的なブラッシングが必要です。

ブラッシングをすることで、汚れや毛玉を取り除き、被毛全体に健康的な油分を行き渡らせ、皮膚や被毛を健康に保ち、猫のストレスを和らげることができます。また、余分な毛を定期的に取り除いてあげることで、猫が毛玉を飲み込む量も減り、自然と毛玉ケアにも繋がります。また、ブラッシングは猫の健康状態をチェックするのに最適な方法のひとつです。

ダニや小さな傷、しこり、皮膚のトラブルなどを知らせてくれます。

もし猫の皮膚がかゆかったり、被毛がくすんでいたりしたら、食事を見直してみましょう。当社の販売するプレミアムキャットフード「NOW FRESH™(ナウフレッシュ)」は、消化に優しい生肉+グレインフリーレシピで、健康で潤いのある皮膚と光沢のある被毛をサポートします。フレッシュオイルにこだわっており、上質な油分が乾燥肌から守ります。きっとお腹も被毛も満足するはずです。

爪切り

猫の爪は、伸びすぎていることに気づくまであまり気にしないものですが、家具を守るためや爪が傷んだり折れたりする痛みを回避させるために猫の爪切りは必要です。

特に、室内飼いの猫の爪は、定期的に切る必要があります。猫がお風呂で暴れることがありますので、できればお風呂の前に切ってあげるのがオススメです。

鋭い先端を取り除くには、猫用爪切りが必要です。

猫 爪切り

爪を切るときは、クイックと呼ばれる血管や神経が通っている爪の内側の根元に見えるピンク色の部分に近づけすぎないようにしましょう。クイックは人間の爪のピンク色の部分と同じようにとても繊細な部分なので、ここを切ってしまうと出血や痛みを伴う可能性が高くなります。※1

※1.出典:1.How to trim cats' nails | The Humane Society of the United States

お風呂

猫 お風呂

猫の舌の表面は、ざらざらとした糸状乳頭(しじょうにゅうとう)という突起があります。この舌を使って毛づくろいをすることで、抜け毛や細かな汚れやホコリを絡め取り、毛玉や皮膚炎を予防しています。

そのため普段は、ブラッシングによる毛づくろいをしてあげるだけで十分です。ただし、ブラッシングでは取れない汚れやニオイが気になるも際はお風呂に入れてあげましょう。

ほとんどの猫はお風呂を嫌がり、ストレスに感じます。お風呂には必要なときだけ入れるようにしましょう。

お風呂の際は適切な道具を用意し、準備を整えてください。

猫をお風呂に入れる前には、体調の確認(熱がないか?ワクチン接種直後ではないか?)とブラッシングをしっかり行いましょう。

次に、ぬるま湯を張ったシンクや浴槽の中に猫をそっと入れてあげます。

そして、猫専用のシャンプーを使って、優しく泡立て、すすぎます。顔の周りを洗われることを嫌がる猫も多いので、顔周りは濡れたハンドタオルや手で、目や耳や口に水や泡が入らないようにそっと拭いてあげましょう。その後、しっかりとタオルドライした後、熱風の温度に気を付けながらドライヤーで乾かします。乾いたら、用意した猫用のブラシやコームで毛並みを整えてあげましょう。

目・耳・肉球

猫 目・耳・肉球

目やにを拭き取る

お風呂に入れる前には、目、耳など猫の顔、それから前脚をきれいにすることを忘れずに行いましょう。

目やにをつけたままにしていると、そこに細菌が溜まりやすくなります。

目に炎症がないことを確認し、カット綿を軽く湿らせて、目の中にカット綿が入らないように下に向かって拭いてください。

耳掃除

耳掃除は、耳の中が汚れた状態でお風呂に入って水が入ると、常在菌が必要以上に増殖してしまうのを防ぐためにも必要です。

耳掃除の前には、耳垢が溜まっていないこと、臭いがないこと、内側が淡いピンク色をしていることを確認しましょう。もし耳の奥がすごく汚れていて、臭いが気になる場合は、汚れでなく「外耳炎」や「耳ダニ」が原因かもしれません。その場合は早めに動物病院を受診するようにしましょう。

外耳部分の掃除には布を湿らせて拭き取ってあげましょう。目に見える部分を優しく拭いてあげるだけで問題ありません。また耳の中の掃除にはコットンを濡らして絞ったものを使うと、綿棒よりも柔らかく傷つける心配が減ります。

あくまで見える範囲に留めておき、見えないところまでやらないようにしましょう。もし汚れていないのなら、とくに掃除をしなくても大丈夫です。

足のケア

普段から猫が引っ掻いたり、登ったり、高いところからジャンプして着地するには、足のケアが必要です。定期的に猫の足を調べ、布でやさしく掃除し、必要に応じて肉球クリームを使ってケアしてあげましょう。

デンタルケア

デンタルケア

猫も私たちと同じように、歯垢や歯石の蓄積を 減らすために、毎日のデンタルケアが必要です。猫の歯磨きには、専用のブラシや猫が好むフレーバーの歯磨き粉などを活用して、猫のストレスを減らしてあげると良いでしょう。

人間用の製品は、猫用には作られていないため、使用しないようにしましょう。猫の歯のお手入れ方法を知っておくことは、猫のグルーミングと健康に欠かせません。

猫のグルーミングには時間がかかりますが、正しい方法で行えば、飼い主にとっても猫にとってもいやしとなり、絆を深める良いスキンシップの時間となることでしょう。また、普段から猫の身体を触っておくことで、病気や異常の早期発見に繋がり、健康維持にもなります。

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この記事を書いた人

GO! SOLUTIONS PET FOODS

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