旅行の計画を練るのは、誰にとっても楽しいものではないでしょうか。今はペット連れに優しい宿泊施設やレストランが増えていますが、必ずしも毎回旅行にペットを連れていけるというわけではないですよね。
そういう場合、特に犬は、他の犬と交流したり、一緒に遊んだりすることが好きな子であればペットホテルに預けるのも良いと思います。かかりつけの動物病院のホテルサービスを利用する方法もあります。ただし、犬の性格が一人でいることの方が落ち着くタイプだったり、いつもと異なる環境がストレスになるタイプであれば、ペットホテルだけが最善というわけではありません。
一方、猫は、可能であれば家に置いておくのが一番です。慣れないペットホテルに預けることは、場合によってはペットにとってトラウマになることがあります。こういう場合はぜひペットシッターを活用しましょう。
ペットシッターといっても、一般のペットシッターサービスを利用するだけとは限りません。例えば家族や友人に頼むことも考えられます。いずれにしてもペットシッターが必要になることがわかっている場合は、事前に誰にお願いするか考えておきましょう。
ペットシッターを検討する際のチェックリスト
誰にペットシッターをお願いするか考える際、下記を参考にしてみてください。
1.ペットシッターにどういうお世話をしてもらいたいですか？留守中、ずっとペットと一緒に家にいてもらいたいですか？それとも一日に数回、ごはんをあげたり、水を補充したり、運動したり、遊んだりするために短時間来てもらいますか？プロのペットシッターに頼む場合は、それによって費用が大きく異なるでしょう。日本では通常1時間〇円という料金設定が多いようですが、希望のサービスの料金体系をしっかり確認しましょう。
2.ペットを複数飼っている場合、頭数によって料金が異なるか事前に確認しましょう。
3.個人経営のペットシッターを頼む場合、身元や保険の加入状況、動物取扱業の登録証（第一種・保管）をチェックしましょう。お世話中の万が一の事故や家財等の損害に備えて、保険に加入しているかどうかは重要です。
4.法人経営のペットシッターサービスを利用する場合は、所属シッターの教育制度や補償内容、専任制か否か、プライバシーに関する規約などを十分に確認しましょう。
5.実際にお願いする際は、誰に頼むのであれ、事前に細かい内容について（ペットのことだけでなく家の中のものの取り扱いなど）必ず納得いくまで打ち合わせをしましょう。なぜならペットシッターには、家の鍵と大切なペットのお世話を任せるからです。少しでも気になることがあったり不安が残るようであれば、遠慮せずに確認し、どうしても不安が解消できないようであれば安心できる別のペットシッターを探すことをおすすめします。
6.ペットシッターはお世話中のペットの様子について報告してくれますか？
7.ペットシッターは、ご飯、運動、遊び時間、就寝時間のスケジュールを順守できますか？
8.ペットが毎日決まった薬を飲まなければならない場合、ペットシッターに薬の投与をお願いすることができるか事前に必ず確認しましょう。
9.実際にお世話をするペットシッターはペットに関する知識や経験がありますか？基本的な知識とペットに対する愛情は不可欠です。
10.ペットシッターはあなたのペットの好きなもの、嫌いなもの、性格、癖について把握しようと努力していますか？
11.あなたのペットはそのペットシッターのことが好きですか？ペットはボディーランゲージを通してそのペットシッターが好きなのか、好きではないのかをあなたに伝えてくれます。そして、ペットの判断は大抵において正しいものです。
12.ペットシッターがプロではない場合、少なくとも基本的なペットに対する応急処置の方法は知っておいてもらいましょう。また、ペットの体調の異変を察知したら、すぐに連絡をしてくれるようお願いしましょう。場合によっては獣医に連れて行ってもらうこともあるかもしれません。
13.万が一ペットシッターにトラブルがあった場合、代わりにお世話をお願いするためのバックアップ体制は整えられていますか？
あなたが心置きなく留守にできるかどうかは、ペットがきちんとお世話されているという安心感次第でしょう。出かける前にきちんと準備をして旅行に出かけましょう！
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