シャーリーは45年間犬の世界に関わってきました。 彼女のアイリッシュセッターは、ドッグショーで最高栄誉であるベストインショーを何度も獲得し、オビディエンス(服従訓練)競技優勝、猟野競技会(狩猟犬の大会)のタイトル、アジリティー競技会のタイトルを獲得しています。彼女は積極的に犬のボランティア活動やペットシッターのサービス「Home Away from Home」の提供を続けています。
2021/06/04 更新日:2022/09/14
最近では、犬の避妊手術・去勢手術はかなり一般的ですが、手術後、病院から戻ったときのことを考慮しておくことをお勧めします。事前に準備をしておくことで、手術後の犬が安心して快適に過ごすことができます。
犬の避妊・去勢手術について、以下のことを事前に確認しておきましょう。
【 目 次 】
多くの犬は手術後比較的早く回復しますが、なかには時間のかかる犬もいます。
犬がどれだけ早く回復するか(または回復しないか)には多くの要因がありますが、最悪の事態に備え、しっかりと事前準備をしておくことをお勧めします。
手術後数日間は仕事を休むなど、外出の予定を入れないことをおすすめします。どうしても家をあけないといけない場合は、友人や信頼できる人に犬の様子を見守ってもらうように頼んでおきましょう。
手術後の犬のために暖かくて清潔な場所を用意してください。
手術部位からの感染を避けるために、すべての寝具と毛布を洗っておきましょう。
動物病院帰りの犬は全身麻酔などの影響でとても疲れているので、家の静かな場所で過ごせるようにしましょう。他のペットや子どもは近づけないようにしてください。
犬を迎えに行くときは、できれば二人以上いると安心です。犬が歩かなくて済むようにクレートなどを用意することを考えてください。
車の場合は車内で危なくないよう、固定したクレートに入れるか、後ろの席に犬用のシートベルトをして乗せるなどし、犬が安全に移動できる状況を確保したうえで、隣に誰かに一緒に座ってもらうと良いでしょう。
クレートトレーニングの必要性については「犬にクレートトレーニングをするべき6つの理由」の記事に詳しく記載していますので合わせてご覧ください。
一般的に避妊・去勢手術後数日以内に元気になりますが、それは犬が激しい運動や遊びをしてもいいということではありません。
傷が治るのに最大で数週間かかるため、様子を見ながら運動量を加減することをお勧めします。
手術後数日間、咳をすることがあります。これは手術中に酸素と麻酔薬を投与するために気管に配置されることが多いチューブによって起きるものです。
手術後の数日間、元気がないかもしれません。食欲がなくなったり、下痢や嘔吐したりすることがあるかもしれません。心配な場合は、獣医に相談しましょう。
手術後はいつもよりも食べる量や水を飲む量が減る場合があるため、便秘気味になることは珍しいことではありません。場合によっては最大3日ほどウンチをしないこともあります。
ほとんどの動物病院では、避妊・去勢手術後に鎮痛剤を処方します。
犬の様子を観察し、適切な間隔で適切な投与量の薬を投与するようにしてください。
痛みが収まることで、犬が快適になり回復が促されます。
手術部位は、感染、腫れ、または膿んでいないか、1日に数回チェックする必要があります。
縫い目やホチキスが出ている、痛がる、傷がじゅくじゅくしているなどの場合は獣医に相談してください。
オスの場合、去勢手術後の最初の数日間は陰嚢領域に腫れが生じることがあります。
家に帰って麻酔から回復すると、多くの犬は手術部位を舐めようとします。
舐めてしまうと傷口の回復を妨げたり遅らせたりする要因になります。
エリザベスカラーや犬が頭を回すのを防ぐネックピロー、体をすっぽり覆う術後服など、犬が手術部位を舐めないようにするさまざまな方法があるので、犬の性格にあわせて選びましょう。
避妊・去勢手術からの回復にかかる時間は、犬の年齢、健康状態、およびその他の多くの要因で異なります。
何か心配なことがあれば、獣医に相談することを躊躇しないでください。それにより犬を不必要な合併症から救うことになりますし、何よりあなたも不要な心配をしないで過ごすことができます。
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