ペットフード業界で働くこと9年目。中学生の頃よりビションフリーゼ(メス、毛が薄め)のパピの姉として育つ。それ以来、白くてふわふわな犬が好き。趣味はビショングッズ収集。図書館司書の資格をもち絵本の読み聞かせやお話し会なども行っていた。好きな絵本は「どろんこハリー」。将来は犬と一緒に心を開いて読書を楽しむ社会貢献もしたいと思っている。
2020/07/16 更新:2022/12/12
私が初めて犬を飼ったのは30年以上前のことです。子どもの頃はいつも犬がいましたが、実家から引っ越した後、自分だけの犬を飼いました。その犬は有名なブリーダーから譲り受けたゴールデンレトリバーで、私にとって価値のある経験になりました。
私はいつも、クレートは残酷なものだと思っていました。しかし、子犬との生活で学んだことの1つは、適切に使用した場合、クレートは残酷ではなく、飼い主にとって素晴らしい道具になり得るということです。
ここでは適切で前向きなクレートトレーニングが、あなたとあなたの犬両者にとって有益なることを6つにまとめてご紹介します。
【 目 次 】
犬には巣穴に住むという帰巣本能があるので、この性質を利用してクレートを心地よい「巣穴(ハウス)」と認識させることができます。
ストレスや疲れを感じて休憩が必要なとき、安心できる避難場所があることは、犬の暮らしにとても大事なことです。
あなたが犬を見ていられない間、犬をクレートで快適に休ませることはお互いにとってメリットがあります。
夕食を作ったり、子犬が足元にいると危なかったりするような家の仕事をする時はクレートに入れておくと安心できます。
クレートに入れて車で移動することは、車の中で自由にさせるよりも、犬にとってもあなたにとっても安全です。
動物病院に通院するときや、入院が必要になったとき、クレートトレーニングができている子なら、ストレスがはるかに少なくなります。
飼い主が家に帰るとボロボロになった家具があり、知らん顔をしてる犬がいる・・・そんな動画をインターネットで見たことがありますか?
もしも、お気に入りのおもちゃと一緒にクレートで留守番できていれば、大切なデザイナーズソファを破壊されずに済んだはずです。
最後に、災害や緊急時に家を避難しなければならない場合(そんなことはないにこしたことはありませんが)、クレートトレーニングを受けた犬の面倒をみることは、関係者全員にとって非常に気が楽です。
自分自身で犬の面倒をみる場合でも、ケアをしてくれる人に引き渡さなければならない場合でも、子犬はクレートに入れておくとよいでしょう。クレートトレーニングを受けていないために過度のストレスを受けている犬よりも、クレートトレーニングを受けた犬は自分の香りが付いた毛布やおもちゃでリラックスできるでしょう。
なお、犬の防災対策については「犬を災害から守るための防災対策について」に詳しくまとめていますので、合わせて参考にしてみてください。
誤ったクレートの使い方は犬に悪影響を及ぼす可能性もあります。それを回避するいくつかの方法は次のとおりです。
犬に「クレートは自分専用の安心できる巣穴(ハウス)」だと認識してもらうことが重要ですので、犬が入っているクレートを叩いたり、小さな子供が犬のクレートに入って遊んだりしないように注意が必要です。
そして、犬がクレートに入っているときは、あなたが入れたのか犬が自分で入ったのかに関わらず、とにかくそっと休憩させておくことが大事です。私は犬が安心感と静けさを望んで自ら扉の開いたクレートに入って休んでいる姿をよく見かけます。
犬に家族のルールを教えるためにクレートを使用することはできますが、トレーニング不足だからといってクレートに閉じ込めてばかりではいけません。
犬はあなたと一緒にいたいと思っていて、クレートの中だけで生きていくわけではないので、なるべく早くトレーニングが終わるように努めてください。
特に排泄コントロールのできていない子犬など、犬をクレートに長時間入れたままにしないでください。
仕事中に犬をクレートに入れる必要がある場合、だいたい4時間おきくらいにトイレ休憩をとることが重要です(子犬の場合はより短くなります)。
たとえば、友人、隣人、ペットシッターなどに来てもらい、犬がトイレに行くためにクレートの外に出してやったり、足を伸ばしたり、犬の面倒をみてもらうのもいいでしょう。犬をクレートに入れるときは、事前に運動と遊びの時間を十分にとってあげることがとても大事です。
クレートトレーニングに関しては、これまでの人生経験で得た知恵・判断力があなたのよりどころとなるでしょう。あなたと犬が素晴らしい関係を築くことが、クレートトレーニングを成功させる近道です!
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