猫は、人間に多くの健康に良いことをもたらしてくれます。
例えば、猫は、うつ病や孤独感を和らげ、心臓発作や脳卒中のリスクを減らしてくれる といわれています。また猫の鳴き声は、人間の血圧を下げることも証明されています。 他にも家の中で猫と一緒に育った子供たちは、アレルギーや呼吸器系の問題を発症しにくい傾向が見られます。
つまり、猫を飼うことは、孤独感や様々な健康上の問題を防いでくれる上に、健康的な生活を送ることにたくさん貢献してくれるのです。さらに一般的に猫は生まれつき独立心が強いため、自分で自分の面倒を見ることができる生き物です。
食事のお世話やトイレの掃除、長毛種であればグルーミングのお世話などが必要ですが、たいていの猫たちは留守番も得意ですし、毎日のお散歩も要求してきません。
このようなことから、猫は犬に比べると時間や手間がかからないと言われます。
そんなたくさんの良いことを家族にもたらす猫ですが、いざ飼うことを決めたら、その子をブリーダーから購入するか、それともシェルター（猫の保護施設）やレスキュー（保護活動をしている団体）から引き取るかという悩みに直面することになります。
純血種の猫や子猫を探している場合は、信頼のおけるブリーダーやペットショップから子猫を購入することが良い選択肢になるでしょう。
一方で、ペットショップで猫を探す以外に、シェルターやレスキューの子猫・猫を迎えるという選択肢もあり、それぞれに良い点や注意すべき点があります。
この記事では、とくに保護猫を引き取った場合に得れる5つの良いことをご紹介します。
1.あなたにぴったりの猫を見つけることができます
保護猫を迎えることの大きなメリットのひとつは、シェルターやレスキューグループから猫を引き取る際に、選ぶことができる猫の種類が豊富にあることです。
年齢、形、大きさ、色、毛並み、品種など様々な種類の猫たちから、あなたのお家にぴったりの猫を選ぶことができます。
選ぶ際は、シェルターやレスキューのスタッフに、探している猫を伝えてみましょう。それぞれの猫の性格やクセについて貴重なアドバイスなど、きっとあなたの理想の猫を見つける手助けをしてくれるでしょう。
2.費用を節約できる
シェルターやレスキュープログラムから養子に出されるほとんどの猫は、ワクチンの予防接種や健康診断、避妊や去勢手術を受けています。
つまりお迎えに掛かる費用、食費、その他の家族生活に必要なものを除いて、掛かる費用は最小限に抑えることができます。
3.害虫の駆除に協力してくれる
一般的に、猫はネズミなどの害虫を駆除してくれます。
猫はもともと狩猟動物であるため、動いている害虫が視界に入ると本能的に攻撃します。過去に野良猫だった場合は、特に害虫駆除の相棒として活躍してくれるでしょう。
4.あなたの選択が猫の命を救います
動物保護施設やレスキュープログラムにいる猫たちは、なにかしら生活の中でうまくいかなくなり、新しい家族を必要としているためにそこにいます。
猫を引き取ることは、シェルターやレスキュープログラムでは抱えきれなくなってしまった猫たちに行われる「殺処分」から、命を救い出すという意味合いを持っています。
5.より多くの子猫/猫を助けることができる
シェルターやレスキューグループから猫を引き取ることで、困っている別の猫のための空きを用意してあげることにつながります。
さぁ、猫をお迎えしよう
家族の一員となるあなたにぴったりの猫を見つけるには時間がかかるかもしれません。
それでも最終的に選んだ愛猫が、あなたとあなたの家族に多くの幸せやたのしみ、そして、安らぎを必ずや与えてくれるでしょう。
幸せな猫は、幸せな家庭を作ります。
果たしてシェルターやレスキューから出て、家族の愛情のこもった腕の中にいることに満足しない猫がいるでしょうか？
幸せな猫ライフを送ってくださいね。
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この記事を書いた人
Shirley Culpin
シャーリーは45年間犬の世界に関わってきました。 彼女のアイリッシュセッターは、ドッグショーで最高栄誉であるベストインショーを何度も獲得し、オビディエンス（服従訓練）競技優勝、猟野競技会（狩猟犬の大会）のタイトル、アジリティー競技会のタイトルを獲得しています。彼女は積極的に犬のボランティア活動やペットシッターのサービス「Home Away from Home」の提供を続けています。
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