シャーリーは45年間犬の世界に関わってきました。 彼女のアイリッシュセッターは、ドッグショーで最高栄誉であるベストインショーを何度も獲得し、オビディエンス(服従訓練)競技優勝、猟野競技会(狩猟犬の大会)のタイトル、アジリティー競技会のタイトルを獲得しています。彼女は積極的に犬のボランティア活動やペットシッターのサービス「Home Away from Home」の提供を続けています。
2021/05/25 更新日:2022/09/16
犬の多頭飼いを夢見たことのない人はいるでしょうか?犬の多頭飼いは、喜びは2倍に、楽しみも2倍になります。
ただし、多くの飼い主が2頭目または3頭目(またはそれ以上)の犬を家に迎えることを希望しますが、1頭飼いから多頭飼いになる前に、いくつか慎重に考える必要があります。
犬の多頭飼いを検討している方
多頭飼いすることの利点を知りたい方
多頭飼いする際に何をしておいたほうがいいか知りたい方
複数の犬を飼うことには多くの利点がありますが、あなたの家や生活に新たな犬を迎える前に、事前に考えるべきことがあります。
これらすべての問題がクリアになっている場合は、家族全員(先住犬を含む)がもっと幸せになれるよう、新しい犬を迎えることを考えていきましょう。
かわいい子犬や魅力的な保護犬を見るとつい連れて帰りたくなってしまいますが、その前に先住犬の状態と性格を考慮する必要があります。
一般的に、1~2歳の若い犬を2頭同時に飼うことは良いことだと考えられていません。
先住犬は少なくとも3~5歳で、家のルールをすでに十分に理解しているべきです。この場合、先住犬が新しい犬に、家の規則やルーチンを飼い主のあなたと一緒に教えることができるでしょう。
先住犬がシニア犬の場合、新しい犬の良き先輩になることもできますが、若い犬のように激しい遊びや大騒ぎすることに対する忍耐力やスタミナがないこともあるので注意が必要です。
一般的に言って、先住犬に新しい犬を引き合わせるとき、異性同士である方がうまくいくことが多いでしょう。同性同士だとどちらが優位にたつかという問題が発生することがありますが、男の子と女の子の組み合わせだとお互いに仲良くできる傾向があります。
また、家族に新しい犬を迎えることを検討するときは、体格の違いにも注意してください。先住犬が小型犬である場合、大型犬ではなく同じような大きさの犬を探すことをお勧めします。
多頭飼いが人間にとってより多くの健康上の利点(愛情、運動、ストレス解消)があることは明らかですが、犬にとっても健康上の利点があります。
多頭飼いの利点の1つは、犬同士が一緒に遊んでくれれば、犬達は多くの体力を使い、ストレス解消できることです。忙しくて散歩の時間が少なくなってしまっても、犬同士が遊んで発散してくれれば、あなたにとっても幸せなことでしょう。
さらに、犬はもともと群れで生活する動物です。群れ(つまり、2頭以上の犬)の一員であることは、分離不安の問題を軽減するだけでなく、犬の社会化を助けることができます。自分に自信がない保護犬は、素直で温和な性格の精神的に安定した犬と一緒にいることで大きな恩恵を受けるでしょう。
先住犬に新しい犬を引き合わせる前に、きちんと計画する必要があります。うまく引き合わせて、新しい家族をスムーズに迎え入れるためのヒントを次に示します。
1.十分なスペースのある、できれば屋外で最初の対面を行います。一度に1頭の犬だけを新しい犬に紹介しますが、両方の犬をリードがたるんだ状態で引き合わせます。オスが2頭の場合、1頭の犬がオシッコをすることがあります。これはもう1頭にオシッコを嗅ぐ機会を与える、犬の挨拶です。
2.犬同士を対面させる場所におもちゃやおやつがないことを確認してください。
3.両方の犬のハンドラーは落ち着いてリラックスする必要があります。ハンドラーは犬が緊張するような行動(騒いだり、ウロウロするなど)は避けてください。
4.対面は短時間にしてください。両方の犬が挨拶できた後は、屋内に移動しても良いか、様子を見てください。繰り返しますが、広い場所は慣れない対面をしている犬を落ち着かせるのに役立ちます。新しい犬にこれから暮らすことになる家をチェックする機会を与えてください。
5.家族に新しい犬を迎えるときは、数日間仕事を休むことをお勧めします。新しい犬が家に慣れることができるように、両方の犬とその時間を過ごせるよう時間をとってください。これによって新しい犬に安心感を与え、新しい犬と先住犬との関係がスムーズにいくかどうか見守ることができます。
慎重に計画すれば、あなたの生活に新しい犬を迎えることは、やりがいのある幸せな経験になるでしょう。ぜひ家族皆のために、多頭飼いをすることを考えてみてください!
※子犬を迎えることを検討している方は「子犬を飼うときに役立つ7つの準備すべきこと」の記事もあわせて参考にしてみてください。
日本で人気のある犬種であるトイプードルや柴犬は、もともと一人の飼い主に尽くす気質が強い子が多い犬種です。このような気質は、この犬種の持つ忠実さや可愛さの象徴的な部分でもありますが、一方で飼い主さんへの想いが強すぎて、その愛情が分散してしまうことに嫉妬したり混乱したりしてしまう子がいるのも事実です。
犬たちは基本的には群れでの暮らしが好きで大人数を楽しむ動物ですが、私たちの想像以上にいろいろな感情を持っています。また家族の様子を観察し複雑に想いをめぐらせています。
先住犬の犬種特性や性格をよく見極めて、幸せな多頭飼いになるよう検討してくださいね。
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